2006年06月14日

声優&アニメソングミュージックガイド

 「『声優グランプリ』の劣化コピーか。」
 失礼ながら、表紙を見た時の私の印象はこんなものでした。
 表紙のデザインの質と傾向がそう思わせたのです。
 しかし、中を開いて印象は一変します。
 表紙とは一線を画するページレイアウトデザインが心地よく読ませます。
 更に、中で解説する声優系アーティストの人選の正当性・その中でのアルバム・楽曲の選択の妥当性も腑に落ちます。
 アルバムの解説も同様に丁寧で分かり易く表現されています。

 肝心のミンキーモモはどうした?という声が聞こえてきそうなので(聞こえてきて欲しい)次はそちらにフォーカスしてお話ししましょう。
 先ず、直接的には、アニソン(このムックでは、昔のアニソンと区別して現在のそれをA-POPといっています)の歴史を紹介している章の中に1ジャンルとして「魔法少女アニメ」を設定し、その中で空モモOP/EDの入ったEP盤(ドーナツ盤レコード)をA-POP前史として、海モモのMINKY MOMO LOVE STAGEを「コンセプチュアルかつ圧倒的な完成度の名盤」と紹介しています。
 他にも、林原めぐみのコーナーでもミンキーモモ曲収録盤では、その旨の言及がされていますし、直接には強い関係としては書かれてはいませんが、岡崎律子さんとメロキュアについても、それぞれ1ページづつを割いて紹介しています。

 A-POPの歴史から現在までがきちんと提示されていて、ミンキーモモの曲にもちゃんと触れているということは、ミンキーモモコレクターにとって、単にミンキーモモの曲紹介があるというだけでなく、その位置づけがはっきりするという意味でも有意義な資料ではないでしょうか。
 
 
 冷静になって再読すると、少々のアラも目立ちます。
 対象アーティストの殆どが若い女性になっています。
 もう少し、男性系が居た方が全体のバランス的にはベストではないのでしょうか。
 まあこの辺は.資料的価値という事についての無いものねだりに過ぎないのかも知れませんが。

 しかしこれだけは何とかしてほしい、というのは、岡崎律子さんのページで、ミンキーモモの曲を作った事を書いてあるのですが、「魔法の天使ミンキーモモ」となっているのです。
 う〜む〜。
posted by 桃杖海姫 at 00:57| 石川 🌁| Comment(2) | TrackBack(0) | 書籍・雑誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おぉ〜!それは」ぜひ見てみたいものですね。
Posted by きまぐれ乗車券 at 2006年06月14日 22:07
 ぜひどうぞ。オススメ致します。
Posted by 桃杖海姫 at 2006年06月15日 10:12
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック